糖尿病・生活習慣病/慢性腎臓病/甲状腺

糖尿病

糖尿病は血糖値の高い状態が続き、全身のさまざまな臓器に影響が起こる病気です。糖尿病と診断されたときには、たとえ症状がなくても、さまざまな合併症を防ぐために、治療を続けることが大切です。

糖尿専門医かつ透析専門医という特徴を活かし、糖尿病性腎症の診断・治療に積極的に取り組んでいます。高血圧、高尿酸血症、高脂血症、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の診療も行っております。

高血圧

血圧が高い状態が続く事で血管の壁や心臓の筋肉に圧力がかかり、放置していると、脳卒中、狭心症/心筋梗塞、慢性腎臓病などの病気にかかりやすくなります。

脂質異常症

血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が多すぎたり、HDLコレステロールが少なくなる病気です。自覚症状はほとんどないですが、動脈硬化が進みます。特に高血圧、 糖尿病、喫煙があると危険性が高まります。

慢性腎臓病(CKD)

腎臓の働きが健康な人の60%以下に低下するか、あるいはタンパク尿が続く状態を言います。

また、高血圧、糖尿病、コレステロールや中性脂肪が高い場合や、肥満やメタボリックシンドロームなどがある場合は要注意です。

慢性腎臓病は、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患の重大な危険因子です。

当院では腎臓病の診療、早期発見や透析になる腎臓病の中で一番多い糖尿病腎症の診療にも日本透析医学会専門医・日本糖尿病学会専門医として積極的にとりくんでいます。 腎機能が低下し慢性腎不全になっても、残った腎機能を大事に使うことで、その進行を遅らすことができます。

甲状腺機能亢進症

全身に甲状腺の作用が強くなりすぎて次のような症状が出現します。

 ・甲状腺が腫れて大きくなる
 ・疲れやすい
 ・動悸、手足や体のふる
 ・息切れ、汗が多くなる
 ・食欲はあるのに太らない、やせる
 ・暑がりになる
 ・眠れない
 ・下痢をする
 ・眼球が突出する

バセドウ病

「自己免疫」の異常が原因で、甲状腺を刺激する抗体が自分の体で作られて、甲状腺を刺激し、どんどん甲状腺ホルモンを作らせてしまう病気です。治療法としては薬、手術、アイソトープ治療の3つがあります。甲状腺の状態や、年齢などを考えて、治療法を選択します。

甲状腺機能低下症

全身に甲状腺の作用が弱くなりすぎて次のような症状が出現します。

 ・甲状腺の腫れ(甲状腺腫) 
 ・むくみ、皮膚の乾燥。
 ・寒さに弱くなる。
 ・食欲がないのに体重が増える。
 ・脈がゆっくりとなる。
 ・無気力になる。
 ・集中力がない
 ・月経や妊娠等の異常 
 ・脱毛 

橋本病(慢性甲状腺炎)

「自己免疫」の異常が原因で甲状腺に炎症が起きている病気です。橋本病の大部分は甲状腺機能が正常で特に症状はありませんが、約1割が機能低下症となります。

甲状腺機能低下がある場合には甲状腺ホルモンを飲み薬で補います。甲状腺機能が正常でも甲状腺自体が極端に大きい場合にも治療の対象となります。

〈妊娠・出産について 〉
甲状腺機能が正常であれば、健康な人と同じように妊娠や出産ができますし、甲状腺機能が低下していても、薬により血液中の甲状腺ホルモン濃度が正常になっていれば問題ありません。

産後6ヶ月頃までに、無痛性甲状腺炎が起こることがあります。甲状腺ホルモンの過剰は3~4ヶ月以内には自然におさまりますが、その後逆に甲状腺ホルモン不足になり、長引く人もいますので、注意が必要です。